令和4年8月9日(水)、岐阜医療科学大学 地域連携センターが主催となり、小中学生を対象としたサイエンスフェスタを開催いたしました。本イベントは「本学教員の有する知識や学内の施設などの専門性を活かして、もっと大学を身近に感じてもらおう」という思いで、このたび初めて企画し、可児市・関市を通じて募集を行ったところ、定員を大きく上回るお申込みをいただきました。
当日は下記の4つのプログラムを実施し、本学の教員と学生の指導のもと、集まった小学生・中学生の皆様に白衣を着用しての様々な化学実験を体験いただきました。参加者の皆様には、「初めて大学という場所に入ってワクワクした」、「本格的な化学や医療を感じることが出来た」「丁寧に学生さんが教えてくれた」などのご意見をいただき、盛況のうちにイベントを終了することができました。
【実施プログラム】
①かくれて見えないものを見てみよう!
3つの撮影装置で、かくれたものがどのようにみえるのか、放射線についての簡単な説
明を加えて映し出される画像を見てみる
②食品の中の菌の形を見てみよう!
あらかじめプレパラートに用意した納豆や乳製品などの食品微生物をグラム
染色して顕微鏡で菌を観察する。
③動物と植物の染色体を見てみよう!
動物と植物の細胞をプレパラートに滴下して、顕微鏡でのぞいて、生物毎による染色体
数を数える
④くすりの簡単な科学実験をやってみよう!
1. ある坐薬:お湯に入れて、どうなるかを観察する。
2. ある錠剤:メーカーの異なる錠剤を水の中に同時に入れて、変化の違いを観察する。
3. ある消毒剤:茶碗の洗い残しを確認する方法として、利用する。
4. ある散薬:塩化第二鉄試液を入れて色の変化を観察する。
5. あるシロップ剤:緑茶を加えて、溶液の変化を観察する
岐阜医療科学大学 地域連携センターでは今後とも、大学を身近に感じていただくと共に地域の皆様に寄り添えるイベントや事業を検討してまいります。
執筆者:地域連携センター 事務局
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